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『別れのワイン』 刑事コロンボ

コロンボシリーズの中でも、かなり好きな作品です。

この作品がテレビ初登場したとき、日本ではまだワインは馴染みが薄い飲み物で
ワインの飲み方、ソムリエという存在、ワインを投資目的での売買
グラスのまわし方、デキャンタへ移す意味、味わいの表現の仕方など
どれもが初めての情報で、大人達にとっても、とても新鮮な内容だったようです。

現代ではさすがの日本人にとっても当たり前の情報となった今、改めて鑑賞すると
以前見ていたものと違った視線で楽しむことが出来、
そして改めてこの作品は名作だと実感しました。

そして、その当時から状況が変わった今
久しぶりに見て、新たに気になったのは、
追う側、追われる側が共にイタリア移民系同志という設定だったことでした。

移民や帰化する民族が日常的に多くなってきている今
日本でも数年後には移民系という言葉が当たり前に出てくる
このような作品が出てくるのだろうな、と気付かされました。
その時にこの作品を見たとき、また何か新しく気付くことがあるのかもしれない。
そんな形でも日本はアメリカに似てきているのですね。
殺される側のごく潰しの若者は、もう日本では当たり前にいるのですから。

 

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